緑茶の効果・効能
緑茶は、茶葉を発酵させていない為、葉の緑色が残っており繊細な味を楽しむ事ができます。また、お茶の渋み成分である「カテキン」には強い抗酸化作用があることが分かっており、カテキンは「フラボノイド系ポリフェノール」の一種で、タンニンとよばれる物質の主要素です。
このカテキンには、強い抗酸化作用からくる免疫力の強化や風邪の予防効果、ガン予防効果などがあるとされます。また、脂肪分や糖質の吸収を抑える働きもあり、生活習慣病やダイエットなどにも効果的です。
緑茶は発酵させていない為、ビタミンCが消失されず豊富に含有されており、ビタミン以外にもカルシウムやマグネシウム、食物繊維なども含まれていますので、積極的に飲用するようにしましょう。
なお、静岡はお茶の産地として有名ですが、静岡の方はガンになる率が低いという検証結果も出ています。
緑茶の主な効用
緑茶料理・レシピのポイント
おいしい緑茶を入れる方法は、茶葉により温度を換える事です。基本的に風味を楽しむ玉露や高級な煎茶などはぬるめのお湯で出すのが基本です。
高温で入れると香りが飛んでしまいます。
・番茶:100度程度の熱湯
・煎茶:70-80度程度のやや熱めのお湯
・玉露:60度程度のぬるめのお湯
その一方で緑茶の健康成分である「カテキン」は高温でないと抽出されません。カテキン摂取といったように健康のためにお茶を飲むというのであれば、あまり高級品ではないお茶の方が適していると言えるでしょう。
また、使った茶殻にはまだまだ栄養成分が含まれていますので、天ぷらの衣などに混ぜましょう。こうする事でビタミンCや食物繊維を手軽に摂取できるばかりか風味もアップします。 |